みなさんこんにちは。
今回は映画「昼顔」の紹介&感想(ネタバレなし)です。
それでは早速いってみましょう!
昼顔とは
この記事を読んでいる方はご存知かと思いますが、一応紹介しておきます。
『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(ひるがお へいじつごごさんじのこいびとたち)は、2014年7月17日から9月25日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。全11話。
あらすじ(ドラマ版)
紗和(上戸彩)は狭いマンションで夫と二人、子供もなく平凡に暮らす主婦だった。
ある日、紗和はパート先のスーパーで、美しい利佳子と知り合った。利佳子は裕福な夫や二人の娘と何不自由なく暮らしながら、遊び感覚で不倫を楽しむ人妻だった。
スーパーで起こった高校生による車上荒らしの一件で、紗和は担任教師の北野裕一郎(斎藤工)と出会った。裕一郎には妻がいたが、お互いに惹かれ合っていく紗和と裕一郎。
一方の利佳子は画家の加藤に遊び以上の想いを抱き、家庭内に波風を立ててしまった。
利佳子の影響は受けまいと葛藤しつつ、裕一郎と不倫関係に陥る紗和。二人の関係は本気の恋愛に発展していった。
しかし、紗和の存在は裕一郎の妻の知るところとなった。弁護士も交えた話し合いの結果、別れざるを得なくなる紗和と裕一郎。利佳子は娘たちのために加藤と別れ、家庭に戻った。裕一郎も勤務先の高校を退職し、離婚しない意志の妻と遠く離れた場所へ引っ越した。しかし紗和は結局、夫と離婚して一人になった。
紗和と裕一郎に残ったのは、忘れがたい愛の記憶だけだった。
長いので要約すると、
- 紗和(上戸彩)と裕一郎(斎藤工)がW不倫する。
- 最終的にバレる。
- 紗和は離婚、裕一郎は勤務先の高校を退職して引越し(妻の意向で離婚はしなかった)。
- ふたりは今後一切連絡しない、会わないと誓約した。
こんな感じですね。
あらすじ(映画版)
お互いに結婚していながら、惹かれあい愛し合うようになった笹本紗和と北野裕一郎
その一線を越えた関係はいつしか明るみになり、ついに二人は別れざるを得なくなってしまった。そして、紗和は夫とも別れ一人になった。
あれから3年―
紗和は海辺の町で慎ましく暮らしていた。
オーナーの杉崎尚人が営むレストランでの見習いと狭いアパートの往復が日課で、北野の夢を見る事さえ既に無くなっていた。海岸沿いの小さな町には、彼女の過去を知る者は誰もいない。
一方、大学の非常勤講師となっていた北野は蛍に関する講演を、ある街で行う事に。
講演中、客席に目を向けたとき、彼は言葉を失ってしまう。そこには、紗和の姿があった。
「神様は、私を試していたのでしょうか」
運命のいたずらか、再びめぐり会う二人。あの時に交わした愛を忘れられず、どちらからともなく逢瀬を重ねていく。清流ながれる蛍の住処が“約束の場所”。
そんな中、二人の前に現れたのは、北野の妻・乃里子だった……。
要約:ドラマから3年後、ふたたびめぐり合う二人。
ちなみに僕、ドラマは一切見てないんですが、上記程度の認識で全然平気でした。
そういう風に脚本が作られてます。初見さん歓迎って感じでした。
予告動画(映画版)
感想の前に
はじめにひとつ言っておきます!
記事タイトルにも書いてありますが、僕は男です。
そしてこの映画、もともと見るつもりはありませんでした。
映画自体がドラマの続編なのにドラマを一切見たことがないし、作品自体にまったく興味がなかったからです。
漠然と「これは男が見るもんじゃないだろ〜〜〜!w」とか思ってました。
じゃあなんで見たんだよ! 興味ねえなら見るなよ! と思うかもしれませんが、
付き合いです。
彼女に付き合わされて見ることになりました。
場違い感ヤバイ
あんまり乗り気じゃないまま映画館に行って、チケット買って、結構ギリギリのタイミング(上映開始直前)で入場しました。
自分の席を探すためにざっと周りを見渡したところ、
周りがおばさんオンリー。
ざっと見ただけなので定かではありませんが、たぶん男性はひとりもいなかったんじゃないかな・・・。
危惧していたことだけど、やべえ。
場違い感やべえ・・・。
ごめんなさいごめんなさい、男なのにこんな映画見にきてごめんなさい。
上戸彩の濡れ場見てえとかそんな不純な気持ちは一切ありますん。ごめんなさい、あります。上戸彩の濡れ場見たいです。
というか、いま思えばカップルで見るような映画ではない気がする。
もしかすると周りのおばさんは、
こんな平日の昼間からアベックが昼顔見にきてるわ・・・。
あの子たち、不倫なのかしら。
とか思ってたかもしれない。
いいかげん感想書きます。
感想
不倫っていうテーマ
この作品、実際見るまでは先入観で、
不倫っていけないことよね・・・でも、ちゃんと愛し合ってるの! 純愛なのこれは! 愛し合うふたりは障害を乗り越えていくの!
みたいなしょうもないクソビッチ作品なのかと思ってたんですが、案外不倫に対するアンチテーゼも込められていたりして、なかなか筋の通ったストーリーになってました。
最終的な着地点は、
「不倫はいろんな人を傷つけるしクソだけど、まあ好きならしゃあない(理屈じゃない)部分もあるよね」
って感じだったのかな。
映画の終盤に裕一郎が言った、「解らない、本当に解らない。でも、ただ紗和が好きなんだ」っていうセリフがあるんですが、そこに全てが集約されていたと思います。
個人的にこれに関してはわりと同意、共感できました。
その結果なにが起こったとしても自己責任だけどね、ってところも。
ストーリー展開
ストーリーもテンポよく進んでくれたので良かったです。
一難去ってまた一難、って感じでポンポン話が展開していきます。
上映時間が125分とまあまあそれなりに長いのにも関わらず、全然退屈しませんでした。
ただひとつだけ、ありえないタイミングで紗和が裕一郎の妻に会いに行くところがあって、「おいおい紗和、どのツラ下げて会いに行くんだよ??」って思いました。
あの行動は絶対おかしい!
視覚的に表現する暗示
視覚的に表現する暗示、なんか言葉選びが間違ってる気がしますが要は、
「ふたりが別れるのを暗示するように、戸棚からお皿が落ちて割れる」
みたいなやつです(劇中にそんなシーンはありません、たとえ話です)。
そんな感じの表現が劇中、随所に見られました。
それがなんか、オシャレで良かった(小学生並みの感想)。
このシーンは○○ってことを暗示しているんじゃないか…? って考えるのも楽しかったし。
単純に深読みのしすぎで、何でもないところをこれは暗示だ! って思ってることもあるかもしれませんがw
まとめ・総評
映画版「昼顔」は、ドラマを一切見てない男が見ても面白い。
マジで面白かったです。ラストも衝撃的でした。
あまりにも面白かったので、ちょっとドラマも気になっている……。
映画化されるくらいだし、ドラマの視聴率はさぞかし良かったんだろうなあ、と思って調べてみたら、最高視聴率16.7%ですって。すごい。
なお、ドラマの昼顔は、FODというビデオオンデマンド(月額制の動画見放題サービス)で、全話配信されています。
初回登録だと31日間の無料体験が受けられるので、まだ受けていない方はぜひ。
Yahoo! JAPAN IDでの登録じゃないといけないので、IDを持っていない方は少し手間ですが、無料で全話見れるってことを考えるとある程度は我慢・・・ってことで!
▼FODへのリンクはこちら
ちょっと僕も気合い入れて一気見しようと思います。
それでは、今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。