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【感想・ネタバレ】ザ・マミー 呪われた砂漠の王女|最後の最後でヘマする王女アマネット

みなさんこんにちは!

夏といえばホラー、ホラーといえばミイラ、ミイラといえばザ・マミー。

ということで、今回は映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」を観てきましたので、その感想&レビューです。

それでは早速いってみましょう。

「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」とは

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「この映画ってなに? ハムナプトラの続編?」

と思った方、結構多いんじゃないでしょうか? 僕もそうでした。

 

この映画はハムナプトラの所謂「リブート作品」です。

リブート(再起動)作品とは「元の作品をリセットして新しく作り直したもの」を意味します。

アメイジング・スパイダーマンとかインクレディブル・ハルクをイメージしてもらえると解りやすいかな?

 

これは余談ですが、実は「ハムナプトラ(1999)」もリブート作品で、元祖は「ミイラ再生(1932)」という超古いモンスター映画です。

 

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「ミイラ再生」はもちろんモノクロ。

80年以上前の映画をリブートと考えるとなんだか感慨深いですねぇ・・・。

ちなみに原題はどちら(ミイラ再生、ハムナプトラ)も「The Mummy」です。

 

ストーリー

www.youtube.com

 灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。

 

 調査のため棺をイギリスに輸送するが、想定外の事態により飛行機はロンドン郊外へ墜落。即死であったはずのニックはなぜか無傷のまま遺体安置所で目を覚まし、脳裏に浮かぶ美しい女性の言葉に導かれるように、棺の行方を捜す。

 

 その棺に眠っていたのは、5000年前にファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化すが、封印された古代エジプト王女アマネットであった。

 

 そして彼女は、ついに永い眠りから目覚めようとしていた―。

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ダークユニバースについて

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本作は往年のモンスター映画を次世代向けにリメイクする「ダークユニバース」の第1作目と位置付けられていて、今後も「フランケンシュタインの花嫁」「魔人ドラキュラ」「透明人間」「狼男」などのクラシックモンスターが新しいキャスト&スタッフによって制作されていく予定です。

 

「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の感想

世間的に叩かれまくってる本作

実はこの映画、本国アメリカでは批評家に大批判されており、

「この映画自体が墓荒らしだ」

とか上手いこと言われちゃってます。

 

そんな前情報があったので、

「記念すべきダークユニバース第1弾は大コケかぁ〜・・・」

と、ほとんど期待しないで観たんですが、実際観てみるとそれなりに楽しめました(ハードル下げまくって観たからってのは大いにある)。

 

「ダークユニバース」を意識しすぎている?

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上で説明したように、本作は「ダークユニバースの第1弾」という位置付けであり、劇中にも次作への布石が多く見られます。

 

が、あまりにもその布石を前面に出しすぎです。

ジキル博士、ドラキュラの頭蓋骨、プロディジウム(ダークユニバースにおける対モンスター組織)などをやたら強調して映していて、

「ここからダークユニバースが始まるんだぜっ!」

って雰囲気を醸し出しています。

 

しかも大半が本作「ザ・マミー」の内容とは関係ないっていう・・・。

 

たとえば”ジキル博士の豹変シーン”。

ホラーテイストでショッキングなシーンなので山場の1つとしてストーリーに組み込まれてましたが、正直「ザ・マミー」の話の本筋とはほとんど関係ありません。

ただ単に「ダークユニバースの布石」として存在するシーンです。

 

つまり「ダークユニバース」としては必要かもしれないけど、「ザ・マミー」としては不要なシーンなんですよね。

 

小道具(セトの短剣)の設定が曖昧

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アマネットの持つ「セトの短剣(神器的なアイテム)」の設定が曖昧すぎて、クライマックス〜ラストにかけてのご都合主義感がハンパないです。

 

ニック(トムクルーズ)が最後にセトの短剣を自分に刺したのも、それまでの説明からすると「絶対にやってはいけないこと」だったはずで、なんで故意的にそういう行動をとったのか意味不明だし、その結果ニックがセトの力を手に入れたのも意味不明。

さらにそのセトの力を使って、しれっとジェニー(ヒロイン)を生き返してるのも意味不明。

 

「セトの短剣で胸を刺すとセトの力が手に入る!」みたいなことを示唆するシーンなんてなかった気がするんですが。

 

さすがにここまでトンデモ(ご都合)展開が連続すると、観てるこっちとはしては「もうなんでもアリじゃんw」って思ってしまいます。

(この辺は映画を観た人じゃないと解らないかもしれませんね)

 

伏線が弱すぎる

ご都合主義を感じてしまうのは小道具の設定だけではなく、伏線が弱すぎるということも原因のひとつ。

 

映画の終盤、ニックがアマネットからセトの短剣を盗むシーンがあるんですが、これがどう考えてもおかしい。

 

状況的には

アマネットは右手でセトの短剣を持って、左手でニックの首を掴んでる状態。

その状態でニックはアマネットの右手にスルスル・・・っと手を伸ばす。

アマネットがおもむろにニックを投げ飛ばす(いちいち投げ飛ばす意味も解りません)。

するとあら不思議、投げ飛ばされたニックの手にはセトの短剣が。

 

これさすがにアマネットさん、お馬鹿すぎじゃないですか?

手に持ってるのに盗まれるってヤバくない? ヤバない?

 

でも実は映画の序盤、「ニックは盗みに長けている」的な話が申し訳程度にありました。

ホント申し訳程度ですけど。

おそらくその申し訳程度の話が伏線になっていると思うんですが、

 

弱い!!

弱すぎる!!

伏線として弱すぎる!!

 

ダークユニバースの布石を打つのも結構ですが、まず1つの作品としての質を追求してほしいですね。

これじゃあまりにお粗末すぎます。

 

まとめ・総評

書き終えてみたら批判ばっかりになってしまいましたが、クライマックスからラストのオチまでが意味不明なだけで(致命的w)、それまでは普通に楽しめました。

前半〜中盤に設定とか伏線の積み重ねをサボった分、最後にしわ寄せがきちゃったって感じですね。

でもやっぱりアクションとか映像は大掛かりで迫力あったし、アマネットのビジュアルも魅力的でかっこよかったです。

 

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このあたりはさすがハリウッドだと思いました。

(実写版「銀魂」を観たあとだと尚更そう感じるw)

 

そんな感じでしょうか!

次回、ダークユニバース第2作目は「フランケンシュタインの花嫁」らしいので、そっちは期待してます。

頼むぞ、ユニバーサル( ゚д゚)

 

それでは今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ハムナプトラシリーズ(1・2・3)がU-NEXTにて見放題配信中

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現在(2017年8月7日)、ザ・マミー/呪われた砂漠の王女の公開に合わせて、U-NEXTでハムナプトラシリーズが見放題となっています。

U-NEXTは「月額制の動画(映画・ドラマなど)配信サービス」ですが、初回登録時のみ31日間の無料体験が受けられるようになっていますので、まだ受けていない方はぜひ試してみてください。

※ハムナプトラシリーズの見放題は期間限定なのでお早めに!

 

 

ちなみに僕も本作(ザ・マミー/呪われた砂漠の王女)を観る前に、予習としてU-NEXTでハムナプトラを観返しました。

20年近く前の映画なのでさすがにCGには荒っぽさを感じますが、なんだかんだやっぱり面白かったです(蟲が気持ち悪すぎたw)

本作と比べると、ハムナプトラには圧倒的な「冒険感」「ワクワク感」があるんですよね〜( ゚д゚)

さすが20年愛され続ける映画です。